先日の車の修理代を友人に立て替えてもらったまま。修理に出している最中に旅行に行ってしまっていたので、直接修理屋さんに支払うことができませんでした。旅行から戻ってきた直後も手元にキャッシュがなく、すぐに返すことができませんでした。
気になっていたのですが、今週末(29日(日))の中国正月前後は忙しいだろうと思い、どのタイミングで連絡して、お返ししようかと迷っていたら本人から電話。こちらからの督促で申し訳ないけど、中国正月の前に貸し借りは精算した方がいいから、とのこと。貸し借りは年を越えることがないように、というのはまさに日本人と同じ感覚。
そういえば、12月には、まさに同じことを自分で感じて慌てていたのを思い出しました。別の友人が買っておいてくれたコンサートのチケット代。休暇にはいることもあり、年を越す前にどうしても払わなければと連絡をとり、バタバタした中、時間を見つけて夕食に誘ったのでした。中国系の人たちにとっては、カレンダーの12月ではなく、まさにこの旧正月(中国正月)で酉から戌に年がかわります。毎日が同じように感じるこの国でも、少なくとも中国系の人たちにとっては、日本の「師走」的な感覚があるようです。いろいろと片づけて新たな気持ちで年を迎える、ということなのでしょう。
いずれにせよ、修理代は、共通の知人に郵便役を頼むことができて一安心。
個人の間での、ちょっとしたものの貸し借りや立て替えというのは、皆気軽に、親切に申し出てくれて助かっています。レッスンなどでも、その日に持ち合わせがなければ、次回でいいからといわれることもあります。小さなムラ社会、信頼関係があるからこそ、でしょう。
それはいいのですが、一般的にも公共料金などの請求、支払い期限なども、よくいえば鷹揚、おおらか、悪くいえばかなりルーズ。この間も、電気代の請求額がいつもの3倍以上。あれっと思ってよく見ると、支払ったはずの2ヶ月分がそのまま。注意書きを見ると、10月以降の支払いが反映されていないと書いてあります。一体、どうしてと思いますが、システムがダウンしているということなのでしょうか。このケースはまだ「注意書き」がちゃんとはいっていたので許せます。請求額の間違いもあるので、油断できません。だいたい、支払期限の直前に請求書が届くというところからして、支払期限厳守という考え方ではないのでしょうが。これとは逆に、ガソリンスタンドで料金踏み倒しが結構あるらしく、最近は前払い制を導入し始めたガソリンスタンドがある、という記事がありました。今のところ、踏み倒して走り抜けていく車を見たことはありませんが、目に余るケースがあったようです。
何事にものんびり。お金がある割に、「タダ」でもらえるものなどが大好きなケチな国民性、ともいわれますが、個人レベルでは親切な人が多いと感じています。国全体としては、いろいろ取りこぼしがあっても、あまり困っていないので、まぁいいか、という感じなのでしょうか。
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