金曜日は、今年最初のMusic Societyのイベントで、Concert Dinner。いつもはMusicianを外から呼びますが、この日は、ローカルのジャズグループによる演奏を楽しみつつ、イタリアン・ビュッフェ。ほとんどアマチュアという5人のバンドですが、結構レベルは高く、特にピアニストの腕前はなかなか。あとで聞いてみると、こちらのインターナショナル・スクールの音楽の先生で、セミ・プロということでしたが、5人の中でも際だっていました。
土曜日は、Burns Supper。1月25日のRobert Burnsの誕生日を祝うイベントです。Burnsは、スコットランド人であれば誰もが知っている有名な詩人。そして、スコットランド人は当然世界中の人が知っているであろうと信じています。Shakespearを知らない日本人はいないでしょうが、Burnsという名前、日本人にとってそれほどなじみがあるとは思えません。でも、「蛍の光(Auld Lang Syne)」を知らない日本人はいないでしょう。私自身も英国に行くまでは、「蛍の光」は日本の歌だと思っていて、Burnsの名前ぐらいは聞いたことがあるかも・・・という程度でしたが。
それはともかく、この日のSupperは、バグパイパーの演奏とともにhaggisが登場。当然、こちらでは手に入らないので、誰かがクリスマス休暇に戻ったときにでも持ち帰ったようです。ハギスというのは、羊の臓物に大麦やスパイスなどをつめたもの。見た目もグレーっぽくてグロテスク、食べ物のような感じがしない、ともいわれますが、なぜか臓物嫌いの私でもハギスは大丈夫です。ハギスには、絶滅した動物説、3本足のスコットランドの山にしかいない珍獣説、などもあって、スコットランドに行ったとき、「ハギス博物館」なるものを発見。1室しかない小さな博物館なのですが、博物館の方がわざわざ展示を案内してくださり、これが何世紀頃のハギスの剥製、こちらはロイヤル・ハギスです、などとまじめくさって説明。なんとも、ユーモアにあふれています。このハギス、ハギスに捧げる詩とともにナイフがいれられます。サーブされたハギスにスコッチを振りかけていただきました。乾杯(何度も乾杯があるので、常にグラスには何らかの液体をいれておくこと!がルールでした)、詩の朗読もしっかりあり、最後にはScottish Dance。Burns Nightとしては結構本格的でした。St Andrew's Societyといいつつも、スコットランドとの縁が薄い人も多く、詩の朗読も、おばあさんがスコットランド人でした、ぐらいの感じのオーストラリア人だったり。そのため、あまりスコットランドなまりがきつすぎたり、古語だったりすることがなかったのは救いでした。
土曜日の帰宅は相当遅い時間。それなのに、日曜日は朝から仕事関係でのFamily Outingなるものに参加せざるを得ず、早起き。この週末の締めくくりはビーチでした。BBQをしたり、ゲームに参加する人たちをながめたり、おしゃべりをしたり、と楽しかったのですが、さすがに暑い日差しの戸外に1日いるのはきつかったです。同僚の3歳のお嬢さんのにわかママ役(ベビーシッターともいいますが)も務めて、family気分(?)も満喫しました。夕方にマッサージにいったものの、夜にはすっかりばててしまいました。
昨夜は、やはり私はoutdoorよりindoor派であることを再認識しつつ、あっという間に眠りについてしまいました。
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