Friday, January 20

ライブドア・ショック

 東証は昨年のトラブルに続き、本当に大丈夫なのでしょうか。与謝野大臣が「取引できなければ取引所じゃない」という発言をしていましたが、まさに、そうもいいたくなります。日本の経済がようやく上向きに、といわれ始めたタイミングでのライブドア・ショック。昨日は株価もまた上がったので、一時的な影響にとどまればいいのですが。 

 経済紙を中心として、世界中のメディアでかなり大きく取り上げられ、そして、批判されているようですが、こちらでの取り上げ方は国際面にほんの小さく。車、携帯電話やロボットなど、日本の新製品紹介のほうが写真付でいつも大きな記事です。新聞にはちゃんと株式欄があるのに、日本の市場にはあまり関心なし、なのでしょうか。ほとんどが外電引用記事で構成されている当地唯一の英字新聞。アフリカ関連のニュースなどまでしっかりカバーされています。その意味では、ヨーロッパなどの一般紙よりもよっぽど国際的といえるかもしれません。その一方で、政府お抱え新聞で、「自己検閲」がなされていて、イスラムや政府に批判的な記事を載せないというのは理解できます。ただ、それにしても、なぜこの記事を選ぶのだろう?というそのセンスを疑うことも結構あります。

 数字に弱い私にとって、ゼロの数が5つを超えると、「1、2、3、たくさん!」に近い世界。100億、1000億という単位のマネーゲームはピンときません。ちょっとマネーゲームからはずれますが、「金持ち父さん、・・・」や「さおだけ屋はなぜ潰れないか」を読んだだけでは全く不十分、もう少し会計、経営、株式など経済の仕組みを勉強した方がいいかも・・・と昨夜はニュースを見ながら反省しました。
 
 勉強はともかく、いきなりただの紙切れとなってしまう株券というのはやっぱり怖いなぁと思ってしまうので、まだまだロー・リスク・ロー・リターンからの脱却は難しそうです。

1 comment:

chestnuts said...

thonちゃん
「お金さえあれば何でも手に入れられる」というのが基本の考えにあった人なので、黒に近いグレーだということは「想定内」でも、ここまで大事になるのは「想定外」と感じた人がやっぱり多いのでは。
お金について学ぶべき、というのは正しいとは思うけれど、小学生で株をやってマネーゲームにはまってしまうというのはどうかなという気がします。