Wednesday, June 27

ブルガリア料理

 ブルガリア料理を習ってきました。

 旅行に行ったのはずいぶん前。ケンブリッジ時代の友人のブルガリア人ご夫婦宅に泊めていただき、旦那様の手料理をごちそうになりました。彼女のほうは全然お料理はしないといっていて、私はコーヒーをいれる役、と言い切っていました。彼のお料理はいずれもブルガリアといえばイメージどおりですが、ヨーグルトをたっぷり使っていました。朝食のオムレツにもヨーグルト。シンプルだけれど、どれもおいしかった記憶があります。

 今回は、実際のお料理するというよりも手順の説明を受けつつ、流れを見ていくというスタイル。
 夏にぴったりなタラトール。ヨーグルトのスープです。とてもシンプルだけれど、さわやか。

 ショプスカサラダという典型的なサラダ。これは確かブルガリアに行ったときにもいただいた記憶が。塩気の強いホワイトチーズをたっぷりかけて。材料も作り方もシンプルです。オイルは少なめでレモンをしぼるというアレンジは私好み。ひとり分で盛り付けても、大皿でどーんと出しても。

 サルミというピーマンとひき肉・ライス詰めがメインの1品目だったのですが、おまけでブドウの葉バージョンも。トマトソースでいただくブドウの葉バージョン、ヨーグルトソースでいただくピーマンと、どちらも違うおいしさで楽しめました。

 やはり、ひと手間かけてソースがあると、お料理が格段にグレードアップします。

 メインはお鍋料理のギュヴェチ僧院風。豚ロースと牛レバーに様々なお野菜、ブルガリアの必須スパイスのチューブリッツアに赤パプリカ、とボリュームたっぷりです。これもパーティーやおもてなしにもよさそうな一品。
 ブルガリアでは、牛はあまり食べないそうです。そもそも英国時代はBSE真っ只中だったので、ビーフを基本的に避けていたので意識しませんでしたが、地元の人であふれるマーケットに羊の頭(!)がごろごろショーウインドウからこちらをにらんでいるのは印象的でした。お肉にも旬があるというのはあまり認識していませんでしたが、ブルガリアでは、季節ごとに豚、羊、鶏をいただくことが多いそう。

 
 こんなおいしいお料理に、ブルガリアの白・赤そして、この珍しい蒸留酒をいただきました。ボトルがとってもおしゃれ。アルコール度数は40%と高いのですが、あっさりとした口当たりで、食前酒として、前菜とともに楽しめました。






 次回のお料理教室もまたどこの国か、楽しみです。

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