松屋で行われていたニューワールドにフォーカスしたワインの有料試飲会。
大丸などが有名だそうですが、デパートの催事場でのイベントは初めて。チケットを購入し、グラスを渡され、あとはそのチケットの枚数によって、好きなワインを試せる方式。ニューワールドなので南アもあるのかと思ったら、残念ながらありませんでした。
昨日学んだことを少しでも復習しないと、と思いつつ、せっかくのニューワールドなので、それぞれのエリアを1本ずつ、泡、白、赤の順番でと決めました。エリア別だと、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、南米(チリ、アルゼンチン)、そして日本。日本は最近いただく機会も多く、見た事のあるエチケットもあったので、今回はパス。約300種類という数なので、選ぶのも大変です。昨日ニュージーランドは白がいい、というお話を伺い、なかなか手に入りにくいと思ったニュージーランドからスタート。泡はニュージーランド航空ビジネスクラスでサーブされているというショーヴェNVを。シャルドネの味を強く感じました。シャルドネは好きなので、結構好みの味です。では、白はシャルドネを、と思ってソムリエの方に相談。ニュージーランドはソーヴィニオン・ブランのほうがよいそう。シャルドネだったらお隣のオーストラリアのほうが、といわれてしまい、でもやはりニュージーランドがよいかしらとこだわって、マルボロのコル・ワインズというベーシックなものをチョイス。これはハーブ系の香りが強く、魚介、和食にぴったり、オイスターとの相性もとってもよさそうなすっきりしたものでおいしかったです。次は地域を移ってオーストラリア。オーストラリアはやっぱりシラーズでしょう、ということで、たくさんあるシラーズ100%の中でガシガシしすぎず、人気があるものを勧めていただき、ザ・ストックズ・シラーズ2000を。甘みを感じるものは苦手なので、ちょっとこれは好みというほどでは・・・。昨日のシラーとヴィオニエの印象が強かったので、シラー100%にこだわらず別のものにすればよかったのかもしれません。お話を伺うと、いずれにせよヨーロッパのものより甘みは強く感じるそう。では、次はシラーではないセパージュをと思い、メジャーかつ好きなピノ・ノワールを。これはアメリカから。お勧めを聞くと、一押しはカリフォルニアのロシアンリヴァーバレーのダービーズといわれました。これはアメリカでもここまでのピノができるのか、という感じのものだといわれたとおり、おいしかったです。そして、最後は、南米でしめることに。チリのアルマヴィーバ。この日いただいた中では12,000円を超える最もお値段も高いもの。2004と2005があり、オーストラリアでは2004がよい年といわれたのですが、チリでは2005のほうがよかったそうなので、すでにおいしくいただけるという2005をいただきました。ちょっと期待をしすぎてしまったのと、だいぶ飲んでそろそろテイスティングの判断力も鈍ってきたタイミングだったため、おいしかったけれど、飛びぬけてという感じではありませんでした。
無料試飲だとやはり価格帯は高くても5000円程度だそうです。今回は有料だった分、それほどの混雑もなく、幅広いものをゆっくり試せて、いろいろとショップの方にもお話を聞けたのはよかったです。
またこういうイベントにも参加していきたいなと思いました。
1 comment:
私も日曜日に参加していました。会場が混み合っていましたし、時間帯も違っていたのかも知れませんが。
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