Friday, October 24

阿佐ヶ谷ジャズストリート

 実は14年目になるイベントらしいのですが、今年になるまで知りませんでした。

 どんな雰囲気なのかしら、と気になっていました。英国時代にウェールズのほうで、Brecon Beaconsという小さな町(むしろ村?)で、町中がジャズにあふれるジャズフェスティバルがあったのを思い出しました。

 ストリートでやっているジャズは夜遅くまではやっていないため、お食事もできるところ、というリクエストを。そこで先に着いていたお友達が探しておいてくれた、なんと、焼き鳥屋さんへ。えびす、ではなく、「えべす」。イメージじゃないのか、お友達はちょっと心配したよう。確かに入り口で一瞬たじろいだのですが、焼き鳥とジャズというミスマッチもおもしろいかもということで入ってみました。カウンター、テーブル席の奥は座敷。そこに即席ステージが。チャージなしだったので、おそらくアマチュアの方だとは思いますが、サックスとピアノ、アコースティックベースで、スタンダードナンバーも多かったので楽しめました。まさにかぶりつきとでもいえる真正面。普段着の皆さん、楽器もアンティークな感じで、レトロなお店の雰囲気にもあっていました。次は違うバンドの演奏だったのですが、せっかくだから、ジャズのはしごをということで、今度はジャズ・バー「Klavier」に。こちらでは、バイオリンとギター。ジャズ・バイオリンはこれまであまり聴くチャンスがなかったのですが、こちらもよかったです。入れ替え制だったので、ちょっとせわしい感じが残念でしたが、阿佐ヶ谷には実はジャズ・バーが多いらしく、これから探検するのもおもしろいかもしれません。

 さらにもう1軒行くにはちょっと遅いのでジャズはここであきらめ。でも、スイーツは食べたいということで、夜7時からオープンという「夜の午寝」(よるのひるね)というかなりディープな雰囲気の喫茶店・バーへ。ジャズはかかっていませんでしたが、店内には本があふれ、なんとも不思議な感じ。どこかで・・・と思ったら、大阪の中崎町。古い家を改造したカフェなどが多かったですが、それに通ずるものがありました。


 この看板がなんともいい味。阿佐ヶ谷、奥が深いかも。。。


 バナナとマシュマロのパフェ。


 阿佐ヶ谷のジャズ・ナイト。かなり楽しめました。ちょっと来年も行ってみてもいいかも。

No comments: