Sunday, September 4

Ceilidh

実は、この国にもSt Andrews Society(スコットランド協会のようなもの)があることを知り、昨夜はそのイベントのCeilidhに初参加してきました。もちろん、スコットランド人でもなく、スコットランドには3週間ほど滞在した以外は少し旅行をしただけという縁の薄さですが、特に資格もなく誰でもwelcome!という会だと聞いて、友人を誘っていってみました。

あまり知り合いもいない、と思っていたのですが、とにかく小さな国、コミュニティーも小さいです。どこに行っても誰かに会います。ましてや、数少ない西洋的、音楽、ダンスという共通項があるイベント、やはりパラパラと顔見知りがいました。

一応、ウィスキーなどのバーも設けてはいましたが、基本は、BYOB(飲み物持ち込み)。スコットランド風というよりはヨークシャープディングなどがあって、むしろイングランド風のビュッフェの食事のあと、バンコクから招待したというバンドの生演奏とお待ちかねのCeilidh(スコットランドのフォークダンス。「タイタニック」の映画で下級クラスの乗客たちが踊っていたダンスのイメージ。)です。もちろん、キルトを着て参加しているスコットランド人メンバーもいるのですが、イングランド、オーストラリア、ニュージーランドなどの人の方が多い感じでした。イングランドを含めて英国人はCeilidhを知っていても、豪州になると、ここにきて初めて知ったという人も多いようです。年齢層は若干高め、ちょっとお年に見えるおじいさまも参加。かなり激しく動き回るので、心配になってしまいましたが、問題なくニコニコと楽しかったね、とおっしゃっていました。多少、テンポが遅れたり、ステップを間違えたりは、ご愛敬です。

バンドの構成もおもしろく、リーダー格のオーストラリア人のギタリスト、アイルランド人のアイリッシュ・バグパイパー、そして、もう一人は日本人のバイオリニスト。最後に少しだけ話す機会がありましたが、「初めて来ましたが(普通、そうだと思います・・・)、いいところですね!」といわれて、一瞬、日本人の友人と顔を見合わせて、「・・・。そうですね、たまにリゾートとして来るのであれば・・・」。

盛り上がった会も夜中近くには人がまばらとなりました。ちょうどスコールも止み、いい運動で汗もかき、疲れたところで帰路に着きました。スコットランドのバグパイプがなくて、ちょっと残念でしたが、音楽も雰囲気もよい楽しい集まりでした。

2 comments:

Anonymous said...

Chestnutsさん
 こんばんわ
 今ちょうど島根の沖あたりを台風が通過しているのですが、東京では雨がぱらつく程度でほとんど影響はありません。
 ところで、スコットランドとイングランドは決定的に仲が悪くてスコットランド人(たとえばショーンコネリー)はイングランドのものは拒否するようですが、そちらでは皆様仲良くなさっておいでになるんですね。それはいいことです。
 Chesnutsさんはダンスをなさるのですが、アイルランドのリバーダンスにご関心は?ブロードウェイでミュージカル公演を見たことがございますが、あの整った踊りには感動をしました。実は既にマスターなさっているのでしょうか?

chestnuts said...

脳天気さん
そうなのです、英国にいたとき、スコットランド人のイングランド人への対抗意識はかなり感じました。東京と大阪にたとえられるという話を聞き、東京人の私としては納得してしまいました。フットボールなどになると大変ですが、個人としては皆さん仲良くしているのではないでしょうか。
リバーダンス、2,3度観ました!実は、やってみたいと思っているのですが、まだチャンスがないのです。先日のCeilidhの際にも、腰を動かさず足だけ、と注意されてしまいました。日頃、ラテンでHip moving!、Change weight!と何度も叫ばれているのでついつい・・・。