Thursday, September 1

在外選挙

今日は、モハメッド昇天祭で祝日。週の中頃にお休みがあるのはいいものです。
あまりやることがないこの国よりも、日本にいたときのほうが切実に感じましたが。

昨日から在外選挙が始まりました。
海外在住の場合、比例代表のみなので、政党にしか投票できません。
自分の最後に居住していた地域の選挙管理委員会に所属することになるので、小選挙区のほうにも投票は可能だとは思うのですが。まだ在外選挙そのものが開始されたばかりなので、事務的に大変、とかそういう理由なのでしょうか。

ともかく、投票はすませました。普通よりも、ちょっと面倒です。まずは、登録証と身分証(パスポートなど)を持参して、受付をします。最初に渡された封筒と用紙に必要事項を記入したあと、それと引き替えに、投票用紙とまた封筒を2枚もらいます。無記名の投票用紙そのものをいれる封筒を含めて、封筒は計3枚になり、封印を2回まで自分でします。権利を行使できるというのはすばらしいことですし、当然といえば当然なのですが、在外選挙を実施するために、かなりの経費がかかることを考えると、義務としてきちんと投票すべきだなとも思いました。

日本にいると、選挙といっても、ついつい、貴重なお休みだからと遊びに行ってしまったり、雨が降ってきたからでかけるのがイヤだなと思ってしまったりしますが、今回は結構注目を集めている選挙、9月11日の投票率はどの程度になるのでしょうか。

4 comments:

Anonymous said...

Chestnutsさん
 こんばんわ
 国政選挙への在外投票は、国内に居住地がないから選挙区が決まらないという理由で小選挙区に投票ができないのですよね。
 でも、最後に居住した選挙管理委員会で比例代表に投票できるとするのでしたら、小選挙区だって投票できるはずですね。
 論理的な破綻を感じるのは私だけでしょうか?

chestnuts said...

脳天気さん
おっしゃるとおりです。そういう疑問が呈されて、先日も確かにそのとおり、と思ったところです。候補者名だけであれば、日本の新聞で簡単に確認できますし、特集などで政策について掲載されることもあります。ネットがこれだけ普及すれば、各候補者もHPを持っていることが多いので、情報収集の観点からも自助努力さえすれば、ちゃんと検討した結果として投票することも可能だとは思うのですが。

Anonymous said...

Chesnutsさん
公職選挙法でインターネット利用が制限されることに強い疑問が呈されていますね。
メールを送るのは、文書を届けるのと同じという理解もできますが、ホームページに政見を書いたり、様々な選挙関係のことを書くことまで制限されるというのには疑問を感じています。
だって、ホームページはそれをみたいと思う方が探してクリックをしてこないと見ることはできないわけで、そこから考えたら有権者が候補者の選挙事務所を訪問して政見など資料をもらってくるのとどう違うのでしょうか?
有権者が自発的に行動をして知る権利まで侵害をするのは妥当な裁量範囲を超えているように感じています。

chestnuts said...

脳天気さん
選挙活動として何が許されるのか、もう一度、よく検討すべき時期なのではという気がします。ネットの急速な普及というのは、確かに以前は想像もできなかったことで、それに対して、手放しに何をやってもいいですよ、とはいえないのもわからないでもないですが、ひたすら名前を連呼して騒々しく走っていく宣伝カーよりはよっぽど正しい手段だと思います。