Tuesday, September 6

Handphone

先日、3G(第三世代)の携帯電話が発表されて以来、毎日、新聞に派手な記事や広告が載ります。
週末に行われた発表会ともいえる打ち上げ式も派手で、皇太子が主賓、アジア地域のMTVにでている有名な(らしい)タレントだかパーソナリティーだかが司会を務めたそうです。基本的に機械音痴なため、第三世代がどのぐらいすごいかということを実感できていませんが、FOMAなどと同じタイプがようやくここでも発売された、ということなのでしょう。

携帯好きはいずこも同じ、という感。
特に、この国では、本体価格も通話料金も高いのですが、やっぱりみんな持っています。たまに、日本並みにすごいビデオカメラ付、カラオケ機能付などというものもありますが、基本は通話とテキスト・メッセージ(SMS)のみ。操作もシンプルです。着メロなんて、あまり耳にしません。サウジアラビアだったか、コーランを着メロにすることを禁止したというニュースがありましたが、そもそもここではそんなサービスがあり、ダウンロードができるのかどうか。もともと入っている着信音のどれかを使っている気がします。通話料金が高いというのはどこでも共通ですが、そうなると、主流はテキストになります。日本はメールですが、GSMのシステムだと、ヨーロッパを含めテキストタイプで共通なので、日本に遊びに行った当地在住英国人の友人にも、テキストが送れなかったと文句(?)をいわれました。メールが送れるほうがPCにも送付できて、むしろ便利という気はするのですが。 GSMは2Gだということなので、他の国と異なって不便ではあっても、第三世代と謳う前からメールもネットもできる日本の携帯は進んでいるということなのでしょうか。そもそも、漢字が使えるというところからしてすごいのでしょう。

ともかくも、私もテキストはかなり活用しています。仕事でも、メールの返事は来なくても、SMSの返事はほぼ確実に来ます。テキスト独特の省略英語にも次第に慣れてきました。例えば、「Tq. C u then.」 とあれば、「Thank you. See you then.」。時に、省略されすぎていて、どういう意味だろうと悩むこともいまだにありますが。

慣れないといえば、携帯電話をhandphoneと呼ぶこと。英国ではmobile phone、米国ではcellular phoneですが、このhandphoneという言葉は、マレー語から来ているようです。マレー語では、分解すれば「電話・手・手(スペルが定かではありませんが、telefon bin bin)」というような言葉で表現されるからです。手で持ち歩くというイメージからでしょう。シンガポールやマレーシアあたりでも、こう呼ばれているのでしょうか。

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