Thursday, February 2

Islamic Book Cafe

 日曜日に友人と軽くランチをしましたが、そのとき始めて入ったカフェ。

 友人は、ショッピングモール内のトップフロアにあるこのカフェを、同じモール内にあるジム帰りなどによく使っているようです。確かに、よく見るとカフェとは書いてあるものの、手前部分はインテリア・ショップ風の雰囲気で壁際に本棚。奥の方がカフェになっていました。白を基調に黒や赤などのモダンなテーブルやソファを配置。意外におしゃれです。最初は、レジにも人がいず、知らないと、あれ、カフェなのかしら?という感じでしたが、結構落ち着ける空間です。よくあるネットカフェと同様、壁際の席にはPCも置いてありますが、よく見ると壁際の本は、全部イスラム関係。一応、TIMEなどの雑誌もあるようでしたが、本の数はたいして多くないものの、すべてイスラム関係というところがおもしろいところです。興味を持って読むかは別としてですが。

 メニューはシンプルですが、ティーバッグを使うだけとはいえ、ハーブティーも何種類もあり、驚いたのは、サンドイッチにploughmanがあったこと。とても、英国的、ではないですか。しかも、比較的おしゃれな雰囲気の割にとてもリーズナブル。サンドイッチが2.5ドル(200円弱)。確かに、薄い食パン2枚にチーズとトマトを挟んで、横にレタスを添えただけなので、材料費を考えれば大したことはありませんが、相当良心的。ロンドンにいたら、2.5ポンド(500円強)で何が食べられるでしょうか。さすが、ものの値段にシビアな英国人の彼女がよく来ているだけあります。ploughmanはオーダーしなかったので、チェダーチーズにあの甘いピクルスなどが入った典型的なものかどうかは確認できませんでした。

 レストランやカフェについても、それほど選択肢がなく、人気があるお店は限られているので、行くところは限られてしまいます。たまに、新しい友人に行きつけを教えてもらえると、新規開拓になります。ちなみに、彼女は、食べるものにConservativeな英国人の典型という感じで、少し前に食中毒にあったせいもあるらしいですが、「non-oilyでまともな食べ物があってリーズナブルなお店」という条件と彼女の価値観にあうわずかなお店しか行かないようでした。オープン当時、長い行列ができていた同じモール内の他のレストランやカフェについて、あそこは新鮮でない、あそこはまずい、あそこは高い、とバシッと言い切っていました。この日も、サンドイッチを注文する際に、バター、マヨネーズ抜きでトーストして、と矢継ぎ早に言ったので、ウェイターの男の子は一瞬よくわからなかったらしく、ぽかん、としていました。

 「お一人様」が苦手で、カフェですらなかなかいけなかったのですが、たまにはこういうカフェにひとりで入って、窓から「車watching」(人はほとんど歩いていないので)でもしながら、イスラムの本を眺めるというのもいちど試してみようかと思います。

1 comment:

chestnuts said...

thonちゃん
というより、駐車場所を求めて半渋滞状態なので、速度は相当とろとろです。