Saturday, July 26

1day絵付体験レッスン@青山

 以前からお誘いいただいていた絵付体験レッスンに。

 夏らしく、ガラスの器に竹を描くと伺っていました。

 普通は白い陶器に絵、特に本来は植物図鑑のように細かな植物の絵を描くそうです。ロイヤルコペンハーゲンの正式な絵付けを習われたということで、前に代官山で個展を拝見したこともありました。個展でも基本は白い陶器でしたが、中には、ガラスや黒の陶器にゴールドというのもあったので、なんとなくのイメージはつかめていました。

 到着したサロンは白が貴重でエレガント。あちこちに作品が飾られている素敵な雰囲気。この日の体験レッスンは、外資系フライト・アテンダントの方とふたりでした。

 固定させるための台に手を置き、お皿の持ち方を習うと、細い絵筆を使って、早速、ストロークの練習。絵の具は水彩。粉状のものをオイルで溶いて使うそう。タイルのようなパレットにさわやかな若草色に近いグリーンの絵の具。実は、これを水で溶いて、ちょうどよい状態にするのがいちばん難しかったです。ここでぐちゃっと混ぜてしまうときれいなグラデーションができないのです。昔、アトリエに通ったときに水彩をやった記憶はあっても、全然要領が違いとまどいました。水性なので、焼き付けるまでは何度でもふき取ってやり直しがきくところはちょっと安心。それにしても、どうして、先生がいとも簡単そうにすーっと描く同じようなラインが出せないのかしら・・・。難しい!と思い、そのうち、手に力が入りすぎているのか、疲れてきてしまいました。結局、思い通りのストロークがまったくマスターできないうちに、じゃあ、そろそろ描いてみましょう、ということに。下絵に色をつけるのかしらと思っていたら違いました。先生のお手本を見ながら、いきなり。竹のまっすぐな幹の部分はともかく、笹の部分が難しいこと! 本来は、左側が濃い感じになるグラデーションを出すといわれたのですが、途中であきらめ、とにかく、雰囲気だけまねることに。グリーンの竹を長短2本、ガラスの器の裏側から黒い竹を1本いれて完成。白い陶器ではできませんが、裏側に絵付けをして立体感を楽しむというのはガラスならでは。

 焼付けが終わったら取りに伺うということで、このあとは3人でティータイム。ティーポットもカップももちろん先生の作品。

 細かい作業はやっぱり向いてないかも・・・とも思いますが、なかなか楽しい体験でした。出来上がりは、楽しみ、とまでいえないのですが。。。

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