Sunday, August 21

佐渡2日目


 佐渡ツアー2日目は、やはり佐渡といったら外せないでしょう、ということで、金山。

 さすが、人気の観光スポットのようで、かなり人がいました。江戸時代の宗太夫抗コースと明治時代の道遊抗コースの2コースに分かれていて、観光客に人気なのは、「ハイテクロボット」が江戸時代に開山された頃の様子を再現したコース。でも、やはり両方をみなければダメです、というお話で、両コースを駆け足で見ることに。


 江戸時代に採掘された坑内はかなり複雑で広範囲にわたっていることに驚かされます。作業はもちろん大変なものだったと思いますが、島流しにあった人による強制労働だったのでは、とも思っていたのですが、そういうことではなかったそうです。分業が進んでおり、様々な役職からなる巨大ピラミッド構造に加え、波及業種も。江戸の文化も流入し、当時のにぎやかで栄えた様子がうかがわれました。

 とはいっても、やはりこんな暗くて狭い坑内での作業はご遠慮したい・・・ですが。坑内は、ひんやりしていて夏だとかえって薄着なので寒いぐらいでした。

 駆け足で一回りし、ずっしりと重そうな金の延べ棒などが展示されている資料館を抜けて、また入り口に。ここから改めて西洋技術を導入し、近代化した様子がアカデミックにわかるコースへ。「道遊の割戸」という下部が主要鉱脈になっている部分での、トロッコやケーブルを使用した作業のあとがわかるようになっています。でも、実は、いちばん記憶に残ったのは、寒い!と思った坑道が、今は、いくつかの酒造の日本酒やワインの蔵になっていることでしたが・・・。
 その酒造のひとつがこちら「北雪」。ロバート・デニーロが気に入って、経営するレストランNobuの日本酒はすべて北雪のものだそう。お店の前の熊の置物がかわいかったです。


 小木という街に移動し、アース・セレブレーションというイベントが行われている会場へ。鼓童という太鼓のグループは、以前、ロンドンに住んでいたときにヨーロッパ公演があり、観にいったことがあったのですが、佐渡の鼓童村を拠点としていたのは知りませんでした。ただ、今回は時間もなかったため、イベント会場内のマーケットのようなところのみでした。

 古い街並みが好きなので、楽しみにしていた宿根木へ。地元の中学生によるボランティア・ガイドがあって、短時間ですが保存地区になっている町並みを歩くことができました。
 
 限られた土地に密集した小さな集落。「世捨て小路」と呼ばれる狭い通りに、「三角家」と呼ばれる狭い土地に何とか立てられた不思議な形の家。

 宿泊できる民家もあるそうです。駆け足で回ったため、建物内部が観られなかったのは残念でした。
 千石船が発着していた港。千石船展示館もすぐ近くにあったのですが、時間の関係上立ち寄れなかったのも残念でした。

 1日目の昼食にいただいた真野鶴の「尾畑酒造」に「へんじんもっこ」という今や楽天などのお取り寄せでも超人気のサラミなどのお店に立ち寄り、帰路へ。

 2日間とは思えない充実した旅行でした。あちこちで写真は見たのですが、トキの本物が見られなかったのは心残り。それでも、それ以外は、島のかなり広い範囲を動いていただき、効率よくいろいろと観光させていただきました。普通の個人旅行だったらここまでは絶対できなかったと思います。

 トキと金山以外のイメージが正直なところあまりなかった佐渡でしたが、美しい海と山、緑豊かな自然、伝統芸能、美味しい海産物に、かなり辺鄙なところまで開墾された田畑で実る農作物。いろいろな魅力を感じることができました。島なのでなかなか簡単に足を伸ばしにくいのも事実ですが、また、機会があればぜひ訪れたいし、お勧めしたいところです。

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