Monday, July 9

英国政治

 留学時代の友人の主宰する勉強会のテーマが英国政治ということで初参加させていただきました。

 スピーカーの方もブラウンよりブレアなので、多少偏った発言です、とおっしゃっていましたが、私自身も英国とのかかわり=ブレア政権だったので、ブラウンへの交代はやっぱりさびしいです。ブレア前首相には、最後はレームダックだったとしても、イラクで相当の疲れと人気へのかげりはあったにせよ、やはり若さと華があったと思います。

 日本ももうじき参院選。英国での地方選、英国議員の地元での活動といったちょっとあまり目にしないところに密着されていて、その写真を中心に様々なエピソードを織り込みながらお話いただき、とてもおもしろかったです。戸別訪問が選挙活動の中心の英国。草の根、地道な活動が重要といいつつ、実はそれはポーズで、air warで決着してしまっているとか。。。日本は政党そのものより地元密着の候補者重視というところもありますが、英国では、党への支持。地元から選出された議員の名前を知らない人が大半だったりするそうです。あと、非常に興味深かったのは米国からの協力。政治活動の英米協力?!と思ったら、簡単に言えばマーケティングだそう。確かに今は選挙もマーケティングや広報戦略が重要。いかに効果的に売り込んでいくか。特に英国選挙ではネガティブキャンペーンがほとんどということで、それをうまくやっていくことが勝利を導くようです。英国流のユーモアセンス、皮肉たっぷりの立て看板。確かにちょっと見たらどこの党の広報だかわかりません。日本も将来的にはこういう方向になっていくのでしょうか。

 英国つながりの懐かしい方たちにもお会いできたり、充実した勉強会でした。

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