メディアでもかなり話題となっている銀座でミツバチを飼ってハチミツを集めるというプロジェクト。
あちこちの勉強会で取り上げられていたのですが、今までお話を伺う機会がなくて、ようやく。
なんで、銀座でミツバチなの?と思ったのですが、広い人脈とアイディアと行動力あふれる方で、偶然養蜂家の方との出会いがあって始まったということでした。それにしても、想像以上の成功で、3箱のミツバチでハチミツなんか集まるの?という感じだったのが、1年目で150kg、2年目で260kg。すでにコマーシャルベースでもいけるほど。そもそもがビジネスという発想ではなく、地元密着の自然との共生を意識して生まれてきたプロジェクトに結果がついてきている状況。目からうろこの着眼ですが、都心には皇居あり、浜離宮あり、実は蜜源はたくさんあるそう。ロンドンやニューヨークに比べても、東京は何かと緑が少ないといわれますが、そうではないところもあるのだという実感しました。さらに、これをきっかけに、じゃあ、屋上に花を植えようかということになったところもあるということで、一歩一歩、多くの人を巻き込んでいっているところに感心しました。文明堂、ミクニ、アンリ・シャルパンティエ等の銀座限定ハニースイーツはいずれも期間限定で、今はもういただけません。ソメイヨシノとクローバーのハチミツを試食させていただきました。ソメイヨシノがものすごく甘く繊細なおいしさ! 先日いただいたカナダのアイスワインのような感じでした。何よりも、季節を感じました。
ミツバチのお話のあとに、珍しいドイツの竪琴、ライアーの演奏。静かにしないと聞こえないかわいらしい音色を楽しみました。ちょっとミツバチとの共通点があるかもしれません。
大分で始まった一村一品ではないですが、銀座といえばハチミツ、となったらおもしろいかもしれません。
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