お誘いを受けて、リサイタルに。
日フィルのヴァイオリニストでいらっしゃるそうなので、リサイタルでは、普段演奏しないような選曲というのには納得。それでも、今回はメジャーな感じ、といわれたのですが、作曲家はともかく、知らない曲ばかり。
モーツァルトの「愛する人を失った」による6つの変奏曲、ドヴォルザークのロマンティックな小品、ベートーヴェンのヴァイオリンとピアノのためのソナタ第4番、コルンゴルトのヘリアーネの歌、ピエロの踊りの歌、ブラームスのヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番。コルンゴルドという作曲家は名前も知らなかったのですが、モーツァルトを凌駕するような、若くして様々なジャンルの曲を生み出したすごい作曲家だということを初めて知りました。
短調の曲も多かったですが、ヴァイオリンの深く美しい音色は心地よく、ゆったりと心に響くような素敵な演奏でした。さすがご夫婦、と思わせる息ぴったりの絶妙なピアノとのハーモニーも素晴らしかったです。かなり個性的な方とは伺っていましたが、途中少しだけ入ったトークもおもしろかったです。
教え子の方など、お知り合いが中心で何度も来ていらっしゃるような方ばかり。コンサート終了後は、列ができて皆さん直接ご挨拶されていました。2次会があると伺っていたのですが、ちょっと遅くなりたくなかったため失礼してしまいましたが、毎回、クラシックコンサートのあと、とは思えない雰囲気で盛り上がるそう。音楽を聴きに来ることよりも、こちらが楽しみという方もいらっしゃりそうな・・・。
バタバタと伺ったコンサートでしたが、素敵な音楽を楽しめました。
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