Thursday, June 11

第1回銀座新潟塾

 新潟といえば米所。お酒も有名だし、おいしいものがいっぱい。ただ、観光地、というイメージはあまりありません。新幹線で2時間。気軽に行けるところですが、意外にスキー以外ではほとんど行っていないかも。映画「降りていく生き方」の関係もあり、最近、新潟のことが何となく身近に。おもしろそうなお話が聞けそうなのでセミナーに参加してみました。

 セミナーでは、みつばちが取り持った新潟と銀座のつながり、新潟の観光への取り組み、稲作、野菜、農家レストランなどまで多角経営を行いつつ、交流や体験の受け入れ、ビオトープ開設まで幅広く取り組まれている農家の方のお話、さらにパネルディスカッション、と充実した内容でした。今年、新潟では、夏に水と土の芸術祭が行われるなど、様々な新たなプロジェクトもあるようです。農業を中心とした体験交流型の観光というのは、食の安全保障、食育への意識が高まる昨今、まさにこれから成長していく分野かも。生産者の顔が見えて、生産者も消費者の顔を知っているという信頼関係。自然と共存しながらの農業。交流が広がっていくことで、地方と東京がより近くなっていくという印象を受けました。

 第二部は、新潟のご自慢の食材を楽しむ会。有名な越乃寒梅や〆張鶴はもちろん、佐渡の北雪、真野鶴などの地酒、ワイン、お米、珍味、トマトなど。日本酒は2,3種類試しましたが、どれもかなり口当たりがよく、お酒という感じがほとんどしないほどすっきりとしたものも。輸送しにくいためまだあまり流通していない越後姫というイチゴもいただきました。それほど大粒ではないですが、とても甘かったです。今度はやっぱりゆっくりおいしい食材を楽しみに、新潟に遊びに行くのも、よいかもしれません。

No comments: