ターラブといわれるザンジバルの大衆音楽のコンサート。
「<東京の夏>音楽祭2007」の一環で、今年のテーマは島だということで、ザンジバル島からミュージシャンが来日。すごいのは、推定95歳(以上といわれ、正確な年齢不詳)の歌手Bi Kidude(ビ・キドゥデ)。伝説の歌手だそう。その年とは思えない声量に太鼓の演奏。さすがに声を長年使い続けているという感じでしたが、歌に生きてきたというのが伝わってくる迫力とカリスマがありました。
ザンジバルに行ったときは残念ながら音楽に触れる機会がなかったので、今回が初めて。アラブの影響をかなり受けているスワヒリ文化。音楽もアラブ琴やアラブの弦楽器とバイオリンなどヨーロッパの楽器、ドラムと混じって、どこか懐かしいような不思議な音色でした。いわゆる、西アフリカなどのジェンガの激しいリズムというのとはまた違ったものでした。大衆音楽というだけあって、2部は、コーラス兼ダンサーの女性二人が激しく腰を動かしながらのダンス。客席もかなり盛り上がっていました。1部のほうが、バイオリンなどが入り、演奏にあわせてボーカルが歌うという形で、比較的おとなしかった分、2部の盛り上がり方は印象的でした。
実は先日観たAlcinaも同じ音楽祭のひとつだったようです。オペラはちょっと違いますが、シチリア、ハイチ、キューバなど島をテーマにした民族音楽の特集というのは珍しいのではないでしょうか。ザンジバルの音楽というのもなかなか触れる機会のないもので、歌詞はスワヒリ語だったのでまったくわかりませんでしたが、おもしろかったです。
2 comments:
へー。。。。。推定95歳って。。。それぐらいになるといくつだか分かんなくなっちゃうのかねえ、、、
ザンジバル音楽とはまた珍しい!スワヒリ語を話すのね〜!
ongeさん
そうねー、きっと覚えてられないんじゃない?聞く相手もいなくなっちゃうものね。
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