昨夜は最後のリハーサル。
初めてのコンサート参加になるので、プログラムの全体像もわかっていないのですが、バイオリンなどのミニ・オケ付で歌う歌と、Chiorだけのもの、さらに、楽器の演奏、ソロなどが組み合わされているようです。音楽の先生など混じっているとはいえ、所詮アマチュア・グループの発表会。仕上がり的にはまだまだ、ですが、あとは直前リハを残すのみ。聞きに来る方も知り合いばかりなので、基本的にはプロに対して求めるようなものを期待しているわけではなく、気軽なコンサート、社交の場の延長だからよいのでしょう。
女子校だった中高時代に聖歌隊に多少入っていたことがあるのと、ジャズ・ボーカルのグループレッスンを何度か受けたことがあるぐらいだったので、混声合唱は初めての経験。4声がうまくハモれているのを聞くのは気持ちがよいです。土曜日は皆と一緒に楽しく、気持ちよく歌えたらいいなと思います。
ちなみに、会場は、会員制のスポーツクラブのダイニングホール。音響もよいわけではないですが、ちょうどよい広さで手軽に借りられて、しかもちょっとしたケータリングもできて、という条件に合うところは少ないのです。
そういえば、この国で行う文化行事などはすべてCensorship Boardの検閲を受けなければならないはずです。さすがに、チケットを販売しているとはいえ、セミ・プライベートなコンサートなので、検閲の必要はないようです。この検閲、たいてい、お茶とお茶菓子を準備するということで、しかつめらしい顔だけして、単にエンターテイメントを楽しみながらお茶を飲みに来ているだけじゃないかという話も結構耳にします。それでも、衣装やパフォーマンスの内容など、変更や中止を求められることはあるそうです。郷に入っては郷に従え。厳格なイスラムの戒律を維持しようとする国で、その文化を尊重することはもちろん重要だと思います。でも、もう少し他の文化への寛容さを見せた方が、国の文化的な成熟度は高まるのではないか、という気もします。
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