横浜のパルテノンというギリシャ料理のシェフが作ってくださるギリシャ料理を地中海の珍しいワインと共に楽しむ会。
お料理は、比較的定番。フムス、ギリシャ・サラダ、ジェノベーゼのパスタにギュベジ。
これに、ワインはとにかく珍しいものが多かったです。国として珍しいものであったり、イタリアやフランスでも島のものであったり。ただ、さすがワインの歴史の長い地中海沿岸。単に奇抜な怖いものみたさ、的なものはほとんどなく、どれも結構おいしくいただけました。まず最初は、飲んだこともあり、これはおいしいので安心だったイスラエルのヤルデン。これ以外はほぼ初めてのものばかり。トルコのヤークーツは東アナトリア産のブドウ2種とエーゲ海沿いのブドウ2種のブレンド。チュニジアのピノノワール、まるでシェリーのような枯れた感じのマジョルカ島のホセ・エレフェレール・クリアンサ1995。モナコの白、ロイヤル・モナコ。サルディーニャ、コルシカの赤。コルシカはボトルが珍しかったです。ギリシャの松脂ワインのレッツィーナ。シチリアのシャルドネ、キプロスの白、ギリシャの赤。レバノンのクロ・サン・トマ シャト-・サン・トマ2004。このレバノンのフルボディはおいしかったです。ほかのものとお値段的にもちょっと違うそう。
エジプトでワイン作っていたの!とびっくりする、その名もオベリスク2001。レバノンのあとにいただくとちょっと・・・でしたが、単独で最初にいただけば、意外と飲める感じでした。マルタ騎士団の白と赤。こんなワインがあるとは、本当にびっくりでした。デザートワインでシチリアの白とコマンダリア・セントジョンは赤。さらに1本おまけがあり、テイスティングなのでごく少量ずつとはいえ、全部で17本!
おいしかったのは、やはりレバノン、イスラエル、モナコあたりでした。
デザートは古代チーズケーキ。古代に作られていたチーズケーキのレシピを再現したもの、だそう。リコッタを使ったチーズケーキは、ケーキというよりはポンテケージョかスコーンのような見た目でお味もパン風。ギリシャの蜂蜜をたっぷりかけていただきました。下に敷いたベイリーフの香りがアクセント。
デザートワインとの相性もよく、あつあつがおいしかったです。
ワインの説明にギリシャのお料理の説明もあり、充実した会でした。
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