昨夜は久しぶりに多少のお料理。ここのところ、週末はたいてい1日はダンスのパーティー。あまりうちにお友達を呼んでいなかったので、まともなお料理をほとんどしていなかったのです。普段は、ひとり分では作る気もしないので、活躍するのは温野菜を作るためのレンジOKのタッパーとレンジ、麺類をゆでるための小さなお鍋のみ。
あと2ヶ月足らずで帰国と思うと、せっかく日本から持ってきたり、お願いして持ってきてもらった食材や調味料をいかに使っていくか考えつつ、かといって、もうあまり買い足しもしたくないし、と頭を使ったメニュー作りになってきます。それでも、結局、昨日は、最近知り合いになった友人ひとりを呼んだだけだったので、無難にパスタなど簡単なものを準備しました。和食といっても、一般的に想像され受け入れられやすいものは限られています。カリフォルニア・ロール的なお寿司。それに唐揚げや天ぷらなどの揚物系。ウナギも結構人気があります。サーモンやチキンの照り焼き。それ以外のものがどの程度受け入れられるかというのは、かなり微妙です。煮物的なものをひとつ作ってみたのですが、これはジャガイモとチキンにしたせいか、割と大丈夫だったようです。ふたりなのに、材料を使ってしまいたくて、ドレッシングにしてもパスタにしても大量生産。ハイティーをしてからきた、という友人は食欲もそれほどなく、かなり残ってしまいましたが。
キッチンは電気のみ。電気のリングは、熱くなるのに時間がかかり、冷めるのも時間がかかります。温度調節はとても難しいです。沸騰したら弱火にして・・・などとレシピにあっても、沸騰してからダイヤルの数字を小さくしても遅すぎます。余熱利用への切り替えタイミング、二つ以上のリングを同時活用する工夫など、慣れてきたとはいえ大変です。それに引き替え、電圧が高い分、単純機能しかないとはいえレンジは便利です。あっという間に調理できてしまいます。もちろん、きれいに片づけているから・・・といういいわけはあるのですが、レンジを多様しているせいか、昨夜もあまりお料理していないキッチンね、とコメントされてしまいました。少なくとも、昨夜はお鍋やフライパンなど総動員で洗って干していたので、私としては「少なくとも今日は普段以上に十分使っている」という感じだったのですが。
ちなみに、友人のところでは、「外」にガス台があるといっていました。油ものは汚れるからやらない、といったのに対して、こちらの主流はほとんどが揚物系、油は大量使用するわけですから、そんなことはいっていられません。スーパーで売っているクッキング・オイルの入れ物の巨大さには圧倒されます。業務用という感じです。家庭でも大量に油を使っているのは間違いありません。外だったら油がはねても気にならないということでしょうが、どういう状況なのでしょうか。
こちらに来る前には、行ったらやることもなくて時間はたっぷりあるし、食べたいものもないから、自分だけのためにでもお料理をずいぶんするようになるだろう、と思っていたのですが、実際は、そうでもありませんでした。キッチンが使いにくい、材料をそろえるだけでも大変、外食やテイクアウェイのほうがよっぽど経済的、暑いから火をあまり使いたくないなど理由はありますが、何よりも自分だけのために作って食べるというのはやっぱり寂しいものです。時間をかけて作っても、ひとり食べたらあっという間、ですから。
3 comments:
日ごろの記述から察するに、好き嫌いは無さそうですね。拙料理は創作ものが多いので、いつか振舞わせて頂くのが楽しみです。
牧歌さん
いつかごちそうになれるのはとても楽しみです!
ただ、実は、子どもの頃は相当の好き嫌いがあり、今でもいくつか苦手なものが・・・。最たるものがタマネギ(特に生の)です。タマネギを使わざるを得ないときは、茶色くタマネギらしさがなくなるまでしなしなになるように、しっかり炒めるか煮込みます。
thonちゃん
お料理、上手じゃないですよ。大したものじゃなくても、一緒にいただく相手がいて、さらにそれが家族だったりお友達だったりすると、おいしく感じますよね。
また、うちに遊びに来てね。
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