Monday, August 11

アジア・ユース・オーケストラ東京公演

 急なコンサートのお誘いがあり、日本美術の特別展のあと、そのまま池袋へ。

 日本を含むアジアの若者を集めたオーケストラ。中国、ベトナム、台湾等、100名が集まって、集中的にリハーサル、そしてツアーを行っているそうです。

 バルコニー席でオーケストラを斜め後ろから見る&聞くという不思議な体験でしたが、指揮者の顔や動きがこんなに見えることはないし、通常後ろのほうで見えにくい管や打楽器もよく見えて、おもしろかったです。音響的には中央のほうが当然よいはずなので、まさに、見て楽しむという位置だったかも。芸術監督も兼ねる指揮者のリチャード・パンチャスは日本語も流暢で、かなりのエンターテーナー。

 バーバー:管弦楽のためのエッセイ第2番、エルガー: チェロ協奏曲 ホ短調、プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲第1番2番より抜粋という演目。バーバーはまったく知らなかったのですが、エルガーと同世代の米国の作曲家でした。やはり、聞き覚えがあってなじみのある「ロメオとジュリエット」がよかったですが、客演したチェロのソリストもよくて、エルガーのチェロ協奏曲も印象的でした。

 文化的な半日、でした。

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