もちろん、街中にもあちこちプチジャングルがあり、緑はたくさんあるので、それなりに花が咲くこともあります。でも、他の食品類と同様に、いわゆる切り花のほとんどを輸入に頼っています。そもそも、暑すぎて生花はもたないので、お花を飾る、というのはものすごい贅沢なのでしょう。ラマダン(断食月)明けのハリラヤ(大祭)期間中のオープンハウスでいろいろなおうちを拝見したときも、飾られているのはほとんど造花か観葉植物でした。同じ暑い東南アジア地域の国でも、もっと花が生活に密着しているところもあるのに、寂しい気がします。ここの人たちの感覚だと、お花より、キンキラとゴージャスに見えるガラスや陶器の置物、飾り物などをコレクションして、所狭しと飾り立てるほうがよいようです。
そんな中で、友人がブログで、「バラ」を取り上げていました。それぞれの色に異なった花言葉というのはよく知られていますが、バラの本数のもつメッセージ、というのがなかなかおもしろかったので紹介します。
1本の赤いバラ 「愛」
2本を結びつけたら 「婚約」
6本 「あなたがいなくて寂しい (I miss you)」
7本 「あなたに夢中 (infatuation)」
11本 「あなただけ! (one and the only one)」
12本 「大好きです、感謝 (I love you, gratitude)」
18本 「ごめんなさい (I am sorry)」
25本 「おめでとう」
50本 「無条件の愛 (unconditional love)」
こんな素敵なメッセージのこもったブーケを贈られたらいいですよね。この国では、バラを贈ることも贈られることもめったになさそうですが。
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