国王の話に引き続き、王族話題。
昨日、仕事の関係で、ナマ王女様と握手。
ちょうど近くを通られて、流れであちらが手を出されたので握手しました。
よく考えてみたら、少し前までは普通の高校生だった彼女。
とてもそうとは思えない、しっかりとした落ち着きがあり、スピーチも堂々としていました。
さすが、スイス人のお母様を持つだけあって、背も高くすらっとしていて、きれいな顔立ち。
これで、少しは、この王室の濃すぎる血が活性化されればよいのですが。
王室は、どこでも、近親での婚姻が多く、血が濃くなりすぎて、問題になりがちです。
先日も、確か、国王の弟にあたる王子の息子と国王の妹にあたる王女の娘の結婚がありました。
日本でも許されますがいとこ同士です。ほかにも、国王の娘と国王の弟の息子の結婚話がでたり、子供の数が多い分、いろいろあります。いとこといっても、親同士が両方兄弟姉妹だったりする場合もあるらしく、さすがにこれは問題視されることもあるようです。
こちらに来てから、前第二王妃とばったり会ったり、ダンスの発表会に、その娘にあたる王女が来ていたり(でも、その日は知りませんでした)、多少は王族を見かけることはあります。でも、まだ、王宮には入ったことはありません。王宮が一般に公開されるのは、ラマダン明けのお祭り、ハリラヤ中の3日間のみ。この期間は、イスラム教徒でなくても、旅行者でも誰でも、とにかく並びさえすれば最後は王族と握手できるそうです。1日、何百人もの人と握手し続けるのですから、相当な苦行でしょう。昨年は、17歳の王女様人気で、女性の列が長かったそうです。そう、イスラムですから、男性は男性、女性は女性としか握手できません。私も国王と握手はできませんが、17歳の王女様との握手を楽しみに並ぶことは女性にしかできないのです。
今年のハリラヤには、17歳の王女様ともう一度握手するために長蛇の列に並んでみようかなと思っています。そのときにも、おそらく、国王の26歳の第二夫人は現れないのではないでしょうか。
1 comment:
thonちゃん
女性はスカーフを頭にかぶってしまうので、どうしても、顔が覚えにくいですよね。
ハリラヤにはがんばって並んでみます!
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