昨夜は久々のコーラスの練習。
ここで音楽を教えている先生が指揮をとって、英、オーストラリア、ニュージーランドなどからの英語の先生たちなど、音楽好きを中心としたコーラス・クラブがあることを知ったのは3月頃。4月からソプラノパートにいれてもらいました。まだ新入りメンバーです。
7月にコンサートがあったのですが、そのあたり1ヶ月、出張と帰国で不在でした。そのため、一応は練習したもののステージには立てませんでした。コンサート後1ヶ月あまりのブレーク(いつも暑いので「夏休み」とはいえないのでしょう)があり、先週から練習再開でした。
前回のコンサート用には、バッハから、ジャズ系の曲、オペラ座の怪人まで、バラエティーに富んだ選曲でかなりの数を練習しました。次回のコンサートはたぶん11月、ということですべて新しい曲。いきなりの曲は、フランス語。そういえば、前回は、ドイツ語もあって苦戦しました。知らない曲の音符を追いつつ、フランス語の歌詞で歌うというのはかなり厳しいです。次の曲は、バッハだったのですが、珍しく、全部「La la la」。これは楽でよかったです。昨日は5曲、コーヒーブレークを挟んで2時間練習しました。
この国では残念ながら、ポップス以外の音楽に対する関心がかなり低いのです。特にクラシックに至っては、CDすらほとんど売っていない状況。これは、イスラム化の一環で、西欧文化であるとして音楽教育も学校のカリキュラムから外されてしまったことも影響しているのでしょう。インターナショナル・スクールやわずか二つ程度の音楽教室以外では、子どもたちがいわゆる「クラシック」音楽に触れる機会はほとんどないようです。かといって、民族音楽がそんなに盛んという印象もありません。楽器屋さんも少なく、コーラスを始めた頃、キーボードを入手するためあちこち探し回ってしまいました。
自分たちの好みの音楽がないのであれば、自分たちでやるしかない、という感じで、ヨーロッパ系の人たちを中心に、コーラス・グループがあったり、バンドがあったりするようです。歌うのは、気持ちがよく、ストレス解消にもなります。時々、歌詞を「La la la」でごまかしつつも、楽しく参加しています。
1 comment:
thonちゃん
ここの若い人に人気があるのは、日本のアニメ、ハリウッドものの軽い映画、ホラー、アクションものという感じのようです。DVDのホラー映画コーナーの充実には驚きます。ホラー嫌いの私にはちっともうれしくありませんが。
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