Wednesday, August 17

カフェ事情

お酒が出せないとなれば、ノンアルコールの飲み物が充実することになります。
バーはないものの、カフェは多いです。カフェはだいたい夜中までオープンしていて、ドリンクメニューのみでなくフードメニューも充実したところが多いです。むしろ、純粋にお茶をするだけ、というところが少ないのかもしれません。

昨日ランチにいったのは、英国風カフェ。ダークブラウンを基調にしたちょっと薄暗いこじんまりした店内は、インテリアも英国調で割とおしゃれにまとめています。本日のお勧めやハイティー・メニューが書かれたブラックボードが掲げられ、カウンターにはスコーンが並べられています。メニューはサンドイッチやフィッシュ&チップスから、ピザ、パスタ、サラダからメインのお肉やお魚までそろっています。このお店は珍しくアジア料理をおいていません。たいていのカフェ・レストランは、ハンバーガーやサンドイッチとともに、アジア料理メニューがあります。結局はそちらのほうがお手ごろ価格でおいしかったりもします。正直なところ、コスト・パフォーマンス的にはカフェ飯は今ひとつ、と思うのですが、たまにはいかにも「アジア」でない雰囲気のところに逃げたくなります。

カフェでの食べ物はともかく、ドリンクメニューの豊富さにはいつも驚かされます。南国らしく、マンゴー、スイカ、グァバなどのフレッシュジュース、ミルクシェーク、スムージーはコーヒー、紅茶に加えて定番で、バー風な店構えのお店だと、「モクテル(Mocktail)」があります。アルコール抜きカクテル(Cocktail)、つまりカクテルもどきです。さらに、もう少しアジア的なカフェにいくと、パール・ミルクティー(タピオカ入りのアイス・ミルクティー)や、「ABC」などと呼ばれる、飲み物ではなくてデザートのような、甘くて中にいろいろ入っていたりかき氷風だったりする飲み物があります。さすがに、いかにも甘そうでカラフルなドリンクを食事のお供にしているのを見ると、どうかと思ってしまいますが・・・。

カフェに来るのは、外国人と、やはり流行や新しいものに敏感な若い世代が多いです。友人は、カフェで「あまりイケてない若者たちが合コンをしている」ところを目撃したそうです。それは、行くところもないのですから、カフェで甘ーいモクテルを片手に合コンぐらい、いくらイスラムの国とはいえ、いいんじゃないかと思うのですが。

2 comments:

Anonymous said...

chestnutさん
 こんばんわ
 ”ABC"と言われますと、どうしてもAu Bon Climateという風に考えてしまう私はのんべです。はい。
 熱帯のお国ではいろいろなフルーツジュースがございますが、スイカのジュースって実はおいしくないと思うのです。そんなことないですか?
 私がおいしいのを飲んだことがないだけかも。
 食いしん坊の私からいたしますと、熱帯フルーツの話題など是非教えてくださいませ。

chestnuts said...

rabbitさん
コメントありがとうございます!
実は、私自身、カラフルで甘そうなのはついつい避けてしまって、無難な路線で落ち着いてしまうのですが、今度は試してみます。今度、海事情についても書いてみますね。

thonちゃん
ちなみに、辛口コメント友人は同僚ですが、ご家族で来ているのに、ひとりでカフェ飯をしていたら、合コングループに遭遇し、「うざかった」という感じだったので、実際は結構ほほえましい光景だったのではないかとも思います。今度、どんなデートをするかリサーチしたいと思いますが、手をつないで歩いてる人は、ものすごく少ないです。

脳天気さん
スイカジュースは私もおいしくないという印象があって、ここに来てからは、飲んでいません。フレッシュジュースで確実においしいのは、青りんご(全然南国ではないですね)です。ビタミンCをとっている、という気分になります。私もフルーツ好きですので、フルーツについても近いうち書きたいと思います。