Saturday, August 20

Tessy

昨夜は同じアパート内に住む英国人の友人宅へ。ディナーのご招待。
上下移動だけなので、鍵と携帯、ワインのボトルだけを持って、お邪魔しました。
ドアが開いて、最初に目に入ってきたのは、すでに来ていたお客様の横にぴったり寄り添って座っている黒猫、Tessy。猫を飼っていることを知らなかったので、びっくりしました。前任者から引き継いだということで、もう大人の猫です。とても人なつこくて、ソファーに座っていると足に体をすり寄せてきました。ちょっと太めですが、毛並みもつやつやしていて、顔はなかなかの美猫。デジカメがなくて、写真を載せられないのが残念です。

「パーティー」や「ドリンク」ではなく、「ディナー」ということで、結構本格的でした。招待されていた友人の大半が英国人だったこともあり、典型的な英国料理。みんなはクリスマスみたい、といっていましたが、まさにクリスマスか日曜日の礼拝のあとに家族で食べるサンデーローストという感じでした。ローストチキンに、ローストポテト、ニューポテト、スチームしたブロッコリー、ニンジン、アスパラガス。これが大皿でどさっと。ヨーク出身の人がいて、これで足りないのは、ヨークシャープディングだけね、とコメントしていました。さすがに、ワインもかなり空きました。お料理はおいしかったですが、和食の手間や繊細な味付けを考えると、やっぱり英国料理です。味付けはシンプル。グレービーソースをかけるか、自分で塩・こしょうするかですから。それにしても関心したのは、一人暮らしなのに、ワイングラスやカトラリーをかなりきちんと持ってきていること。同じ建物内ですが、家具なしで家賃をだいぶ下げてもらったということで、全く同じ間取りなのにインテリアにも凝っていて、雰囲気も全然違いました。仮住まいだから何も買いたくない、すべて家具付き、あるもので我慢する、という生活をしているので、ちょっとうらやましい気分になるとともに、もう少し「自分のお城」への思い入れを持つべきかな、と反省もしました。

Tessyは、白やナチュラルカラーを基本にしたお部屋をゆったりと歩き回り、ご主人のひざの上のクッションに寝ころんだり。しっかり自分の存在を主張しつつ、インテリアの一部のようにお部屋にしっくりなじんでいました。

3 comments:

Anonymous said...

Chestnutsさん こんばんわ
ニューポテトっていうのは、何か特別なお料理なのでしょうか? それとも新じゃがのこと?
ヨーロッパでは野菜に火を通すときに、くたくたとろとろになっていることが多いですが、アメリカではブロッコリはよく生で食べますよ。最初にサラダバーに生のブロッコリがあるのを見たときには驚きましたが、こりこりとして生もまたおいしいものです。

chestnuts said...

脳天気さん
ニューポテトはいわゆる新じゃがを皮付きのまま丸ごとゆでたもので、「特別なお料理」ではないですが、そう呼ばれているので。
確かにヨーロッパで野菜は煮すぎのことが多いです。英国時代に、「ペディグリーチャム(ドッグフード)状態のブロッコリー」と表現した友人がいました。そういえば、アメリカに多いサラダバーには、ニンジンはもちろん、カリフラワーもマッシュルームも、そしてブロッコリーも生だったりしますよね。生なのはいいのですが、欧米人のお料理の仕方を見ていると、あまり野菜や果物を洗わないのがついつい気になってしまいます・・・。

chestnuts said...

thonちゃん
私も猫好きではなくて犬派なのですが、最近、ちょっと猫もかわいいかなと思うようになりました。シャムネコちゃんの写真、楽しみにしています。